
マイプロジェクトアワード山形Summitに出場しました!
2月2日、マイプロジェクトアワード山形Summitに遊佐校生4人が出場しました。今回は4人が出場した経緯から、当日の様子までをコーディネーターのしもむーがレポートします!
>そもそもマイプロジェクトアワードとは?

マイプロジェクトアワードは、「総合的な探究の時間」や、学外のイベント等を通してアクションを行ってきた高校生が集い、自分の活動を発表し、普段関わらない大人(サポーター、ファシリテーター)や他校の生徒と振り返ることで、今後の活動のヒントを得る場です。各地域ごとにSummitが開かれ、全国の生徒が集う全国Summitも開かれます。
今回遊佐高校の生徒は、山形Summitに出場しました。遊佐高校では4年ぶりの出場です。
>出場までの道のり
私(しもむー)もマイプロジェクトに生徒を送りだしたいと思いつつ、申込期日まで時間がなかったので、今回は見送ろうと思っていました。しかし、遊佐高校の校長先生から、「ぜひ遊佐高校の子たちを参加させましょう!」というプッシュがあり、遊佐高の先生と私とで、生徒達に声をかけ、2年生の4人の生徒が出場を決めてくれました。
>応募フォーム記入
生徒に声をかけてから、応募の締め切りまでの日数は4日ほど。生徒は急いで、応募フォームに書く内容を先生と共にまとめていました。今回は以下4つのプロジェクトで応募しました。
・「遊佐のパプリカ」(探究とでデュアル実践)
・「料理で紡ぐ感謝の輪」(デュアル実践)
・「人はなぜ数学が苦手なのか」(探究)
・「ハンドメイドを売れるようにするには」(探究)
1次審査の結果は全員通過!!👏山形Summitへの出場が決定しました。
>準備
マイプロに向けて、ここから本格的な準備が始まりました。まず高校で行われる発表会の練習もかねて、探究の授業の中で、一人5分の発表練習を行いました。

しかし遊佐高校の発表時間が5分、それに対してマイプロの発表は10分なので、より沢山自分の学びを話せます。その内容を作ることと、オンラインの発表での練習も必要です。

発表の中身に関しては、「探究の授業だけじゃなくて、デュアル実践(遊佐高のインターンの授業)のこともいれたら?」というコーディネーター(せいぴー)のアドバイスを参考にしました。今回の探究では、デュアル実践の授業とも繋がりがあるテーマを扱っている生徒が多かったので、そこでの学びも入れることにしました。マイプロジェクトは自分の学びを発表する場なので、探究でやったことだけを発表しなければいけない訳ではありません。(というか、そもそも学びって教科できれいに区切れるものではない)
生徒に「他に必要なサポートはある?」と聞くと、「オンラインの練習をしておきたい」とのことで、放課後に練習を行いました。


放課後集まれる時間がそこしかなく、あとは本番まで各自準備をすることになりました。私は「当日までにみんな出来るかな・・・」と心配な半面、「あの子たちなら出来るだろう!」と信頼もしていました。
>本番当日
当日は高校が使えず、遊佐駅前の中高生居場所「おでこBASE」からオンライン参加しました。マイプロには私もサポーター(高校生にフィードバックをする役割)として参加するので、2階で3人、1階で2人がパソコンを繋ぎました。ちなみにコーディネーターのせいぴーはファシリテーターとして山形市から参加していました。

本番がスタート。遊佐の生徒達はそれぞれ、別のグループで発表を行いました。私はたまたま遊佐の生徒一人と同じグループになりました。



発表を終えた後は、「学びの言語化の時間」がグループごとで行われました。プロジェクトを通してどんな学びがあったかを振り返りました。
>マイプロを終えて
9時からはじまり終わったのは15時。「マイプロジェクト山形Summit」が終わりました。生徒には参加してみてどうだったかを聞きました。
「新しい視点がもらえて良かった」
「すごい緊張したけれど、出来て良かった。大人からは、『私たちには出来ない』と言われて嬉しかった」
「他の学校のプロジェクトの規模が大きくて驚いた。」
その中で、ある生徒はこんなことを言っていました。
「ここまで一人で探究出来たのは、関わってくれた大人がいたからだと分かった」
確かに発表の中には、
「地元の農家さんにインタビューをして~」
「地域のパン屋さんでハンドメイドを売って~」
など、関わってくださった地域の大人の方々が沢山話に出てきました。地域の方のおかげで生徒の学びが深まっていることも分かったマイプロジェクトでした。ぜひ来年も出たいです!(そして全国Summitにも挑戦してほしい!)

今回のレポートはここまで!
また次のレポートでお会いしましょう。